乾燥厳しいこの季節。特に女性の方々は、季節の変わり目にお肌の調子が気になる人も多いのでは?
最近はそんな美容の世界にも、人工知能(AI)技術が盛んに取り入れられています。
こちらの記事で紹介されているOlay Skin Advisorの開発元であるOlayは、1952年に南アフリカで創業したコスメティクスブランドです。ユニリーバの元科学者が、妻のためのスキンケア製品を開発するために創業、現在はP&Gの傘下にあり、セフォラ(フランス発の化粧品セレクトショップ)などを通じて80以上の国で展開されています。
「Olayスキンアドバイザー」は、AI技術による肌解析サービス!
「Olayスキンアドバイザー」は、ディープラーニングが肌解析をしてくれるサービスです。
機能はシンプルにふたつ。
- Webカメラやスマートフォンで自撮りした写真から、AIが肌年齢を含む肌の状態を解析してくれる肌分析サービス
- ユーザーの肌に合ったスキンケア製品のレコメンドサービス
以下の記事は2017年のもので少し古いですが、毎日5,000~7,000名のユーザーが使用しており、120万回以上使用されたそうです。
そしてこちらの昨年8月の記事によると、サービスの開始からOlayのセールスも好調に伸びているようです。(中国では40%増!)
実際のところ、自分にマッチしている化粧品を選べている人は、極めて少ないのではないでしょうか。
消費者にとっては、化粧品は何を基準に選べばいいのかがとても分かりにくい商品ですし、販売員さんのレコメンドスキルも完璧ではない。(そしてトークにほだされる…)
適切な商品を選べるのは、AIだからこそ、なんですよね。
やってみた
そんなOlayスキンアドバイザーを自分でも試してみました。
- 顔に髪の毛がかからないようにする
- 化粧を落とす
上記の条件で、自撮りをして、いくつかの質問に答えます。
簡単ですね〜。
ちなみに、私の診断結果は!!
なんと、肌年齢27歳!!!5歳ほど若く出て、すごく嬉しいです。
でも目元が乾燥しているみたい…。
このOlayスキンアドバイザー、実はしっかりとしたデータに基づいています。
Olayは、コスメ開発者は恐らくかなりの方が使ったことのある「Visia Imaging System」という肌分析ツールを開発しています。
Visiaはシミ、シワ、肌質などを画像解析する肌測定機器です。Visiaには、世界中から5万人の肌データが蓄積されています。
Olayスキンアドバイザーは、これをベースに開発されているんです。
皆さんもよかったら一度試してみてくださいね!
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