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AIスタートアップとして中部名古屋エリアで活動するメリットとデメリット

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この1年、自社プロダクトを作ってはいるものの、メインはWebプロモーションとAIシステムの受託でお仕事をいただくという形で活動をしてきました。今日は中部・名古屋でそれを行うメリットとデメリットを考察してみたいと思います。

メリット

AI開発の競合が圧倒的に少ない

機械学習に取り組んでいる企業はあるものの、AI開発に関する受託をしている企業が少ないため、 スタートアップながら競争優位の状態を作ることができている。

家賃などの固定費が関東より安く抑えられる

東京、大阪の話を聞くと、家賃は圧倒的に安い。 同じくらいの条件で、1/3〜半額くらい。 名古屋のアクセスの良いメインエリアを拠点とすれば、東に西にと活動はしやすい状況。

中部はWeb専業の代理店が少なく、比較的Web案件を外注する傾向にある

専業の代理店さんもあるけれど、名古屋支社を作っている大手が数社、広告セグメントをした代理店が数社あるのみ。我々のセグメントのお客さんは被らない。また、総合代理店さんも社内でWebを担当するエンジニアは少なく、アウトソーシングがメインとなる。

デメリット

AIが未知の領域で、開発費用の社内稟議が通りづらい(問合せから依頼に行きづらい)

比較的「プロトタイプ納品」から始まるAI開発は、完成版の納品も見据えてはいるが、稟議が通りづらく、各社の予算にすぐに組み込むということができず、保留になってしまうケースが多い。

Web以外で最新の情報を取得できない(濃い情報に出会えない)

メディアや参考書で色々と情報を追ってはいるものの、オフラインでの濃い情報がほぼ街に落ちていない。出張の度に感じるデメリット。

エンジニアのパイが少ない(採用ではエリア的に不利)

もちろん、自社の認知度が足りないこともありますが、スカウトするにも即戦力となるエンジニアが圧倒的に少なく、いてもフリーランスでしっかり働いている人。一気に拡張するには不利。

プロダクトの問い合わせがほぼ中部エリア外から

NoRe:sukeなどのWebアプリに対するリテラシーは、やはりまず関東から反応があります。営業機会の損失は地方にいるとあると感じます。「Webアプリで勝負をするなら、まず東京でやりなさい」というアドバイスをいただいたこともあり、NoRe:sukeの拡販と新プロダクトの立ち上げを見据えて、今年は新たな拠点も視野に進めていきます。

ということで、東京支社の設立を秋を目処に検討しています。 関東エリアでのAI受託も募集を始めましたので、お気軽にお声かけくださいませ。

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