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今期の振り返りと2年目。自社プロダクト開発について考える

f:id:n2i_kago:20180416105639j:plain 今期の振り返りと2年目。自社プロダクト開発について考える。

世の中のメインの期末である3月は納品の嵐に見舞われ、 無事納品を終えて、 さて来期に向けての準備に今度は追われています。

今期まとめ中ですが、3つの目標に対して、 全て未達に終わったことは心残り。 でも課題が浮き彫りになったのはよかったと思います。

プロダクトを3つリリースする

その一つ、この目標に対して、 昨年5月に、NoRe:suke(ノリスケ)をローンチし、 今年3月に、MOCHICA(モチカ)をローンチしました。

あと1つを出せる余裕が最後の3ヶ月で得られなかった。 課題はスタートアップあるあるかと思います。

仕様が固まらないまま、とりあえず作る

チームで模索をしながらの開発となり、仕様を大方決めたと思っていても、全体で予想していた仕様になっていかない。アジャイル開発を意識して、週単位の確認地点を持って、全員で共有をして、認識のズレを詰めながら進めないと工数ばかりが増える。 基本の基本ですが、この部分の進行管理を疎かにしてはチームでスピーディに作れない。 走りながら、仕様を明確に共有する必要性。

リソース、開発言語の分散

あえての複数プロダクト・受託を行なっているわけですが、開発ごとに言語や環境を変えすぎてしまったため、リソース分散の集約に時間がかかる事態に。 もっと「座組み」を意識した組み立てをしないと、収拾がつかない状態になると学びました。 リソースを分散するデメリットを理解していたつもりが、想定以上のデメリットになった。 会社全体の核となる開発環境の必要性。

受託の必須納期と自社プロダクトの公開予定

クライアントの納品日ありきの受託に、自社プロダクトの公開予定の強制力の無さが浮き彫りになった。リソース確保の考え方は、状況によっては難しいところですが、自社プロダクトの公開への強制力をどう持っていくのかが、来期に向けて課題となりました。

プロダクトについては、我々の強みの無い所から始まりましたが、1年間HRテック領域でやることで、採用周り・スケジュール調整周りに関してはかなり強くなってきました。 得意領域のひとつとして、サービスの強化拡張を行うと共に、まだ色が付いていない2年目は、新しい領域でも、どう社会に貢献できるか模索しながら、来期も新たなプロダクトを開発していきたいと思います。

kago

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