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名古屋と東京を拠点に活動するITベンチャー N2i がIT・ビジネス情報をお届けします

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ものづくり白書2017から見る。人工知能の役割。

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梅雨も中盤。もうすぐ夏ですね。

 

このITという業界に入って、機械は多々壊れることもある。ということを知りました。というのは当たり前のことではありますが、国産の機械やデバイス、家にある家電の精度が高く、壊れても5年とか10年とかのサイクルのため、機械が壊れるということに、あまり慣れていない。それくらい、ハードの技術は高い。(逆にすぐ壊れると困ります。クレームに。)

 

経済産業省は、6月6日(火)に、2017年版ものづくり白書を閣議決定。

そろそろ今年も、ものづくり補助金が動きだしますね。

www.meti.go.jp

 

日本はものづくり大国であり、モノを作って、GDP3位の経済大国。その日本は、インターネットのビックデータを掴んでいるGoogle、Apple、Amazon、Facebookに第四次産業を牛耳られ、大きく突き放された。今こそ、ものづくりで巻き返す時。そのためには、製造業でのAI、IoT、最先端技術とハードをくっつけて、フルスピードでPDCAを回す時だ!みたいなことがここに書いてあります。

 

AIやIoTは第四次産業と位置付けられ、あくまでも、リアルな世界で使うものづくりのツール。AIは解析・認識・検知と、今ヒトが行なっていることを機械が行うためのいわば脳の代わり。今回の白書でもあるように、人手不足が顕著になっている日本では、奪う・奪わないの前に、人手が足りないを保管するツールとして、AIは便利。

新興国では、AI開発費よりも人件費の方が安かったりするから、人を採用した方が、費用対効果が高い。日本は高い。

そういった面では、日本のAIは必須なものだと感じます。需要度では結構高い。

 

確認、承認、検査、診断。といったフローは人間よりも機械の方が得意である。

fabcross.jp

人工知能というとハードルはあがるが、作業を自動化できることはどの業種でも多く、

ヒトが行うには費用対効果が低くなっていることも多い。

つい最近、免許の更新にいったが、あの作業の8割は人工知能とロボットができる。

人間はフロント業務が必要な部分に徹すれば、ユーザー側は自然と受け入れる。

ミスも不正も減る。

 

実際問題、既存の業務フローを自動化することは、機械への抵抗感や細かなフローをデジタルに合わせる事への混乱など、その過程は非常に難しいが、舵をきれば、不可能ではないと。

 

技術のスピードから、70、80代とアナログ世代でも利用する施設で、AIやロボットが違和感なく活躍する日も近い。

追いつけ追い越せ、頑張ろう。

 

Kago

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